新婚野郎のカムバック禁欲録

新婚のアラサー男が、かつて取り組んでいたオナ禁に『再挑戦』しながら、収入アップに取り組んでいくブログです。

「今すぐ完璧になりたい気持ち」を論破する

 

能力を高めたいのは、何のためか。

見栄やプライドのためであれば、勝手にすればいい。

ただそうすべきだと思うからから、というのであれば、ただそうすればいい。

 

しかし、「外からの要請」に応じるためであれば、そうはいかないかもしれない。

理想の自分と、今の自分とを比較して、焦っているのだろう。

確かに、

今のお前には能力がなく、必要とされる理想の能力との間には絶望的な差がある。

しかし、絶望したからといって能力は手に入らない。

できるのは唯一、目の前の学ぶべきことに真剣に取り組むことだけ。

焦って、気もそぞろにタスクをこなすことだけ、課題を終わらせることだけに集中すると、まったくもって「学び」にならず、脳には何も定着しない。結局は時間を無駄にする。

学ぶ対象との真剣な対決をしてこそ、成長はなされる。そのためには集中が必要だ。

迷いは集中を阻害する。

 

いっそ、諦めてしまっていい。「望んでいる完全なものにはなれない」と。しかし、同時に「完全」を目指す。

この矛盾を抱えて学び続ける。

どの道、「今この時の学びに集中する」ということを繰り返していく以外、方法はないのだから。

一足跳びに理想の自分になる方法など、あろうはずがない。

それなら、思い悩むのは完全な時間の無駄であり、無駄ならば即刻やめればいい。

そして、ただ1つのやるべきことに立ち戻れ。

 

有用な者たらんとすればこそ、かえって外なる声に惑わされず、「犀の角ようにただ独り歩め」。

 

禁欲の励みになってくれる古典の言葉

 

言葉は、力を与えてくれます。

今読んでいるヘシオドス『仕事と日』(『労働と日々』)から、禁欲に活かせそうな一節を紹介します。

悪しきことはいくらでも、しかもたやすく手に入る、

それに通ずる道は平らかであり、しかもすぐ身近に住む。

だが不死の神々は、優れて善きことの前に汗をお据えなされた、

それに達する道は遠くかつ急な坂で、

始めはことに凹凸がはなはだしいが、頂上に至れば、

後は歩きやすくなるーー始めこそ歩きがたい道ではあるが。

引用元:ヘーシオドス『仕事と日』松平千秋訳、PP45-46

 

悪いことは簡単に手に入る。一方、善いことは苦労しなければ得られない。特に、最初の時期が大変である。

しかし、一度苦労して善いことを得たならば、あとは苦労することがない。

 

オナ禁に引き寄せて考えるなら、

自慰に耽ることは簡単で、その習慣を克服するには苦労が必要。特に、最初の1週間は壮絶な苦しみが待っている。

しかし、一度長期の禁欲に至ったならば、あとは苦労せずに継続することができる。

 

 

ちなみに「悪いことは簡単に手に入る」という主旨の一節は「新約聖書」にも書かれています。

狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。

しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。

引用元:『マタイによる福音書』7:13-14、新共同訳

 

 

言葉は、それ自体は単なる記号でしかありません。

しかし、読む人の置かれた状況やその時々によって、その人自身にとって強い力を持つようになる、と感じています。

特に、古典の中にはそのような「力を持ちうる言葉」を多く見いだせる感じがしています。ゆえに古典として残ってきたのでしょう。

 

自分にとって、どの言葉が、いつどんな場面で力を持つようになるかは、予期することができません。

緊急時に頼れる「言葉」を自分の中にストックしておくためにも、日頃から様々な本を読んでおきたいと思っています。

 

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糖質制限の効果を示唆する一節をギリシア古典の中に見つけた

 

紀元前7世紀頃のギリシア詩人・ヘシオドスの『仕事と日』を読んでいます。『労働と日々』という名前の方が有名かも。

 

ヘシオドスが語るギリシア神話においては、人間は神々が作ったものであり、「5つの種族」が順番に生まれては滅んできたのだとされています。

  1. 黄金の種族
  2. 銀の種族
  3. 青銅の種族
  4. 英雄の種族
  5. 鉄の種族

現生人類は「鉄の種族」です。

以下は、「青銅の種族」についての一節。

 

ついでゼウスは人間の第三の種族、

青銅の種族をお作りになったが、これは銀の種族にはまったく似ておらず、

とねりこの樹から生じたもので、怖るべくかつ力も強く、

悲惨なるアレースの業(戦いのこと)と暴力をこととする種族であった。

穀物は口にせず、その心は鋼のごとく硬く苛酷で、傍らに近寄ることもできぬ。

引用元:ヘーシオドス『仕事と日』松平千秋訳、岩波文庫、PP28-29

 

最初は何気なく読んでいたのですが、よくよく考えると穀物は口にせず」って書く必要あったか?と疑問に感じたのです。

実際、他の4種族の食事については言及がありません。

「青銅の種族は穀物を口にしていなかった」というのは、何かしら特筆すべき内容なのでしょう。

 

神話もある程度は事実を反映している、と見ます。

その観点からすると、「穀物を食べない人の特徴」が示唆されている、と読めるのではないか。

本文では否定的に書かれている「青銅の種族」ですが、要は活力溢れるパワフルな人たちのようです。

これって「糖質制限」で活力を得られる、ということの示唆……なのかもしれません。

 

 

まあ深読みしすぎかもしれませんが、研究者を目指すわけでもないので、好きに読んでいます。

 

最近の禁欲効果速報

 

嫁「雪丸くん、結婚してからまあまあイケメンになったよね」

雪「おう(禁欲効果キタコレ)」

嫁「付き合ってる時は正直微妙だったけど笑」

雪「お、おう…(それ言わなくてよくない?)」

 

半年続けていると顔つきは変わってくるようです。

以上、取り急ぎ報告まで。

インプット欲とアウトプット欲はトレードオフらしい

最近は更新も購読もほとんどしていませんが、元気でやっています。

禁欲も継続中です。そろそろ半年になるのかな?

 

タイトルの通り、インプット欲が強い時ほど、僕はアウトプットに気持ちが向かなくなるようです。

他の方はどうなのでしょう。毎日更新し続けられる方は本当にすごい。

 

しばらくは活字の世界に入り浸っておりますが、色々読み、考えたら、また電子の世界で読み書きするようになると思います。

電車効果速報

 

電車で座っていると、目の前に20代前半くらいの女性が立った。妙に近い。僕の内腿に、脚を接触させてくる。

なんだこれ。

 

電車効果の類は信じていませんし、これも偶然でしょう。

しかし、まあわかりやすいので、電車効果と呼びます。

取り急ぎ速報まで。

社会人の日常的な学びについて


「学び」は、基本的には「知らないことを知る」ための行いです。*1

僕がよくやりがちなミスなのですが、知らないことを完璧に知ろうとするあまり、学ぶ対象を際限なく広げようとしてしまいます。

 

たとえば、仕事で統計を使いたいと思って、統計学を学ぶことを決意したとします。

しかし、きちんと統計学を理解するためには、高校数学の基礎からやり直さなければいけません。

これには大体700時間かかる、と言われています。

 

あるいは、健康についての知識を深めようと思ったとします。

体の中で何が起きているか全て理解するため、化学の基礎から生理学に進もうと試みたことがあります。

確かに理想的な学習プランではありますが、こんなの時間がいくらあっても足りません。

 

数学や化学の基礎を学ぶことも、長い目で見れば役立つ取り組みです。

しかし、「さしあたり実務に必要な知識だけ得れば十分」という考え方にも一理あると思うようになってきました。

時間は有限だからです。

ただし「何をわかっていて、何をわかっていないのか」をしっかり理解しておくことは大切でしょう。わかった気になっている状態は、危ういものです。

 

すぐに必要な知識を効率的に学びつつ、「今わかっていない部分」の勉強は、計画的に少しずつ進める。

仕事をしながら学ばざるを得ない社会人の勉強法は、どうしてもこんな風にならざるを得ないのではないかと思う今日この頃です。

 

*1:もちろん、知っていることを再度学び直すことにも意味があります。