新婚野郎のカムバック禁欲録

新婚のアラサー男が、かつて取り組んでいたオナ禁に『再挑戦』しながら、収入アップに取り組んでいくブログです。

日本人の伝統に基づく「節食」を考えるための基本書

  

1.水野南北『南北相法修身録』→食を慎むことは、陰徳を積むこと。

2.貝原益軒『養生訓』→江戸時代の養生法まとめ本。

3.幕内秀夫『粗食のすすめ』→現代人が日本の伝統的な食事で健康を維持するには?

4.斎藤兆史『努力論』

 

精神一到何事か成らざらん」という言葉があります。

「悪しき精神主義」の象徴のような言葉で、大真面目に受け取る人は、特に若い世代にはほとんどいないように思えます。

しかし僕は、この言葉を人生の根本に据えたい。これこそ、かつての日本人が持っており、今の日本人が持たない、強さの源だと思うからです。

 

我が国の歴史において、「肉体的な限界は超えているはずなのに、ただ精神の力のみで動いている」という事例は、時代を問わず様々な場面で散見されます。

  • 太平洋戦争時、内臓を撃ち抜かれ既に死んでいるはずの状態であったにも関わらず指揮をし続け、役目を果たすと同時に逝った将校。
  • 仏典を求めて単身ヒマラヤを越えようとし、雪の中で眠り、疲労と寒さで体が動かない状態で川に流されてもなお前に進み続け、ついにチベットに入った僧侶。
  • 那須与一。源平の戦いにおいて、届くはずのない距離から矢を放ち、扇を撃ち落とした。

他国にも、似たような事例があるのかどうかはわかりません。

しかし、少なくとも我が国には、「並外れた精神力・意志力の強さで、肉体的な限界を突破した人物」が存在する。それも、一人や二人の話ではない。大勢いる。

彼らのDNAの流れを受けている僕たちにも、同じことができるはずです。

それに比べれば、たかが食を慎むことの、何が困難か。

 

(以下、筆に熱がこもって支離滅裂ですが、一応掲載しておきます)

 

「体に必要な栄養素は、これとこれとこれだ。それらを効率よく摂取するためには、これを食べて、これを飲むといいよ。さあ買いたまえ」

こんな声にはうんざりです。

栄養が人を生かしているのではない。まるで逆だ。人が、栄養を活かしているのだ。

だから、ものを食べる際には、

「食べ物様、栄養様、どうか私めの健康を整えてください〜」などと食べ物にひれ伏してはいけない。感謝は必要だ。しかし、感謝と平伏は違う。

「俺様は、お前の栄養を使って、俺様自身の内側に、俺様自身のための力を生み出す」こういう気持ちで食べる。主体は常に自分の側に保持しておくことが大切だ。

 

「人は食べるもので決まる!」などという言説に惑わされるな。人は、ゼロから自分の意志を産むことができる。

自己の外からやってくるものに、自己を明け渡してはいけない。外から来るものを、味方として従えることはあっても、それに指揮権を与えてはならない。

読書をするにしても、本の思想や情報を鵜呑みにして、自らの思想を捨ててはいけない。

同じことが食事についても言える。栄養が自分を作っているのではない。そのように捉えると、結局、自分の内側から力が失われる。外形は同じであっても、捉え方の違いが効果の違いとなって現れる。

そうではなくて、他ならぬ「この自分自身」が栄養を活用し、自分自身の意志で「自分」を作り上げているのだと、こう捉えていく。

栄養に従うのではなく、栄養を従えろ。

自己の真の支配者は、ただ一人、自分自身の心のみ。

栄養自体が力なのではなく、栄養は、人が自らの意志で内的な力を産むための「媒体」に過ぎない。

 

 

「心」を機械論的に捉える現代の風潮には、重大な問題がある。

心を知的に分解した時点で、心の強さは失われる、ということだ。

心の仕組みなど知らなくていい。そんなものを知らなくても、強い心を発揮することはできる。むしろ、仕組みなんか知らない方が強くあることができる。

仕組みを知って、心の強さを「再現」することはできる。しかしそれは、特定の状況に依拠した「限定的な強さ」であって、真の強さとは言えない。

真の強者は、環境や条件に依存せず、いかなる時も強い。

一流のバイオリニストは、スクラップ同然のようなバイオリンを弾いてもなお、人の心を動かす演奏ができる。

本当の心の強さは、「心を強くする習慣」と真逆の状況に置かれてもなお、人をして強者たらしめる。

 

とにかく、心について頭で考えることが流行しているが、その実、このようなアプローチは害にしかならない。

道具を分解して構造を理解したら、その道具は、もはや道具として用いることができないだろう。同じことが、心にも言える。

「心」を「頭」で分解して理解すると、その時点で、自然な心の強さが失われる。再現されたクレバーな強さは本物ではなく、脆い。

心は強い。本物の心の強さを使うためには、そう信じるだけでいい。